夜勤中、とくに深夜2〜4時頃に強い眠気に襲われるのは自然なことです。この時間帯は本来、体温や血圧が低下し、副交感神経が優位になる「睡眠のピークタイム」。どれだけ気合いを入れても、生理的に眠くなる仕組みになっています。
さらに、
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睡眠不足
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血糖値の乱高下
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食べ過ぎ
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脱水
などが重なると、眠気はさらに強まります。
そこで重要なのが、「眠気を強める食事」を避け、「眠気を抑えやすい食べ物・飲み物」を選ぶことです。
眠気を強めてしまう食事とは?
まずは避けたいものから確認しましょう。
高糖質の菓子パン・甘い飲み物
糖質を多く含む食品は血糖値を急上昇させ、その後急降下させます。この急降下時に強い眠気やだるさが出やすくなります。
揚げ物や脂っこい食事
消化にエネルギーを使うため、血流が胃腸に集中し、脳への血流が減りやすくなります。その結果、眠気が強まります。
眠気対策のつもりが逆効果になることもあるため注意が必要です。
夜勤中の眠気を抑える食べ物
① 高タンパク食品
タンパク質は血糖値の急上昇を防ぎ、安定したエネルギー供給につながります。
おすすめ:
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サラダチキン
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ゆで卵
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ギリシャヨーグルト(無糖)
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豆腐
これらは腹持ちも良く、太りにくい選択です。
② ナッツ(少量)
ナッツに含まれる良質な脂質とタンパク質は、エネルギーをゆるやかに供給します。食べ過ぎは禁物ですが、ひとつかみ程度なら効果的です。
③ ダークチョコレート(高カカオ)
カカオ70%以上のチョコは、少量でも満足感があり、カフェインやテオブロミンの作用で軽い覚醒効果が期待できます。
④ ガム
食べ物ではありませんが、噛むことで脳が刺激され、眠気対策になります。無糖タイプを選びましょう。
夜勤中の眠気を抑える飲み物
① ブラックコーヒー
カフェインには覚醒作用があります。ただし、摂りすぎると夜勤明けの睡眠に影響するため、1〜2杯程度にとどめましょう。
② 緑茶
コーヒーよりも穏やかなカフェイン作用があります。テアニンとの組み合わせで集中力を保ちやすいのが特徴です。
③ 炭酸水
炭酸の刺激でリフレッシュ効果があります。無糖タイプを選びましょう。
④ 常温の水
脱水は眠気を強めます。こまめな水分補給は基本中の基本です。
カフェインの摂取タイミングに注意
夜勤明けに寝る予定がある場合、勤務終了の4〜6時間前以降はカフェインを控えるのが理想です。
例:
勤務が8:00終了なら、2:00以降はカフェインを減らすなど調整しましょう。
食事以外の眠気対策
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5分間の軽いストレッチ
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顔を洗う
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明るい場所で作業する
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深呼吸
これらを組み合わせると、より効果的です。
まとめ
夜勤中の眠気を抑えるには、
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高タンパク・低糖質を意識する
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甘いものを避ける
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カフェインを適切に使う
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水分補給を忘れない
ことが重要です。
眠気対策のつもりで選んだ食事が、逆に眠気を強めていることもあります。
「何を食べるか」「いつ飲むか」を意識し、夜勤中のパフォーマンスを安定させましょう。

